第7週目・表現方法のレベルアップ
『スキルアップ表』
skillup.xls
自分の本質ややりたいことの本質が見えてきたら、
その本質を表現するために具体的にどのようなことが必要なのか、
掘り下げていく表です。
記入のしかた
ここまで記録してくると、自分のやりたいことの本質もわかり、
少しずつ行動に移し、夢や目的に向かって、
一歩ずつ進んでいるのではないでしょうか。

やりたいことをやり続けていると、どうしてもあと一歩、
表現手段をレベルアップしなければならなかったり、
独学ではこれ以上どうして良いのかわからない、
などといった状況が現れてくると思います。
そうでなくても、自分を成長させようとした場合に、
次に何を学ぼうか、どうやって取り組んでいこうかなどと考える時、
次のステップとなる行動を明確にするためにこの表を利用します。
まずやりたいことを1つ決めて、表の一番上の「本質」の欄に、
やりたいこと、及びその本質を記入します。
そして次に左側の、「本質を表現するため、実現するために必要なスキル」
の欄に、本質の欄に書いたことを実現するために必要な、
表現手段やスキル、学ぶべきことや必要な経験など、
思いつくだけ記入していきます。

そして、その左側に書いたことを実際に行動に移す際、
具体的にどのような行動を取るのかを、右側に書いていきます。
例えば、ギターを上手に弾けるようになりたい、
その本質は「言葉で表せない自己表現をしたい」という時、
左側に、それを実現するために必要なスキルとして、
「コードを学ぶ」、「リズム感を鍛える」、
「自己表現のコンセプトの明確化」と書いたとします。
そして、コードを学ぶ方法として、まず本を買うかもしれません。
そうしましたら、右側の「具体的方法」の欄に「本を買う」と記入します。
具体的な書名を書いても良いかもしれません。
その他の方法として「○○さんに習う」とか「セミナーに出る」など、
思いつくもの、心にしっくりとくるものを記入していきましょう。
そして「リズム感を鍛える」は、やっぱり本を買うかもしれませんし、
誰かに習ったり、セミナーに出たり、こういった風に、同じ具体的方法が、
複数のスキルをアップさせることもよくあると思います。
また「自己表現のコンセプトの明確化」は、ちょっとジャンルを変えて、
美術館のコンセプチュアルアーティストの講演会に行くことで、
学びを得ることができるかもしれません。
ひょっとしたら、インドのヨギのような方に音楽を習う機会があれば、
複雑なコードとインドのリズム(Konokolとか)、
そして音楽を表現する上での精神性までいっぺんに学べるかもしれません。

または逆に、具体的方法が全部バラバラになる場合もあると思います。
そんなふうにどんどん具体的な方法を挙げていくと、
どれを優先すれば良いのかわからなくなってきてしまうことも、
あるのではないかと思います。
そんな時には、先週の優先順位を明確にする表を利用して、
具体的な行動の優先順位を明確にしてみましょう。
やり方は先週お伝えした通りです。
「やりたいこと」の欄に、今週書き出した「具体的方法」を記入して、
優先順位を決め、具体的に行動に移していただけたらと思います。
一週間すでにやっているのと、今回の表を利用することで、
やりたいことの本質を具体的行動に結びつけることがより明確になっているので、
先週よりも優先順位を付けやすくなっていると思います。
そして具体的に行動し、第1週目からお願いしている日々の記録に、
その行った行動、そして感じたことを記録し、必要ならば改善し、
夢や目標を一つずつ、一歩一歩形にしていただけたらと思います。

今回の表も役に立ちましたら幸いです。
ぜひご自身の素晴らしい活動を通して、愛と平和に満ちた世界観を、
世に広めていただけたらと思います。