ヒーリング音叉には、先端に重りが付いていない、いわゆる音叉という形状のものと、 先端に重りが付いたタイプの音叉があります。
重り無しは、倍音や上音(その音叉の周波数よりも高い、キーンという高い音)が鳴りやすく、
重り付きは、そういった高い音が鳴りづらく、基音(目的の周波数)だけを鳴らしやすいです。
ですので、その高い音も含めて、エネルギーワーク的なオーラを整えるようなヒーリングには重り無しが向いていて、
余計な音を鳴らさず、目的の周波数を音の振動を柄を通して体へ伝える、ボディーワーク的な使い方には、重り付きが向いています。
施術中にキーンという音を鳴らしたくなかったり、重りが付くと音叉の長さが短くなるので、取り回しやすくなり、そういった目的で、重り付きを選ぶ方もいらっしゃいます。
重り無しも、柄を通して振動を伝えられますし、
重り付きで、エネルギーワーク的にヒーリングすることもできますが、
基本的には、
重り無しは、高い音も含めて、エネルギーワーク的な使い方に、
重り付きは、柄を通して目的の周波数を伝えるボディーワーク的な使い方に、
どちらかというと向いている、ということになります。
また、周波数の低い音叉は、鳴らしたい基音よりも、倍音が強く鳴ってしまう場合があります。
そのような音叉は重りを付けることで、基音を鳴らしやすくなり、 また重りが付くことで長さも短くなり、多少扱いやすくなります。
そのために、周波数の低い音叉に重り付きが多いということになります。
時々、重りを取れば重り無しの音叉になるのか?と質問を受けるのですが、 重りを取ってしまうと、元に戻す際に、少しでもずれてしまうと、周波数が変わってしまいますので、重りは外さないようにお願い致します。
重り付きの音叉の重りは、音叉自体よりも変色しやすく、新品の時から黒くなっていたり、変色している場合がよくあります。
ですが、表面的なものですので、音質には影響ありませんので、ご了承いただけましたら幸いです。
重り付き、重り無し、それぞれの特徴を生かして、ヒーリングにご活用いただけたらと思います。