ヒーリング用の音叉には、様々な種類があります。
チャクラに対応したもの、カバラに対応したもの、惑星に対応したもの、経絡、臓器、ミネラル、DNAなどなど・・・。
いろいろな方がいろいろな事を考えて、「これはこれに良いのではないか・・・」 と様々な音叉が生み出されたと思います。
これは他のヒーリングでも同じだと思います。
海外など他のサイトでは、○○に効果がある、と結構言い切ってしまっているのですが、私たちは、そのような書き方をしないようにしています。
そもそも、ヒーリングというもの自体が、プラシーボ的要素が強いものですし、薬のような物理的反応をヒーリングに望むことは、ちょっと違うのではないかと思います。
例えば、直接的に病気を治すような事は、ヒーリングではなく、「治療」だと思います。
ヒーリングを通して、自身の内面と向き合い、どのように生きていきたいのかを明確にし、行動し、その結果、病気が改善される場合には、「ヒーリング」は「治療」と関係を持ちますが、ヒーリングが「治療」のように直接的に病気を治したわけではないと思います。
その際に、ヒーリングをすることで何が起きたのか、ということですが、その一番の本質は、心の成長ではないかと思います。
自身の心と取り組み、自分が感じている世界の感じ方を変えることで、価値観や世界観が変わり、自身の望む幸せや充実感を感じることができるように意識的に自分の心を観察し、行動し、改善することで現実を作り出していく、ということが心の成長であり、自己実現なのではないでしょうか。
ヒーリングを通して、自身の価値観・世界観を修正し、その新たな価値観を基に行動し、その世界観を表現し続けることで、それがその人のライフワークとなり、より充実した、幸せな人生を作り上げていけるのではないかと思います。
もっとわかりやすい例では、たとえ毎日、有機栽培されたものを食べていたとしても、いつもグチや文句ばかり言って、イライラして感謝もせずに生活していたら、幸せや健康になんてなれるはずがないですよね。
それと同じで、心を育てることをせずに、何か効果があるのではないかと、ヒーリングをしてみても、本当に望む結果は得ることは難しいのではないかと思います。
そうではなく、音叉ヒーリングの本来の目的は、自分が本当に感じていることを認識し、その心を育てていく事だと思います。
音叉の響きを利用し、その感覚を頼りに、自分の身体やその機能の素晴らしさに気付いたり、チャクラや経絡などといった考え方をすることで、体をホリスティック(全体的)に認識したり、カバラや天使など、スピリチュアルなことへ意識を向けることで、自分の心と取り組んだり、そういった心の豊かさ、感じる力を高め、自身の意志で考え、行動する力を高めることが、音叉ヒーリングの本来の目的ではないかと思います。
ただ綺麗な良い音、気持ちが良い、楽しい、ということだけでも癒されますが、もう一歩踏み込んで、この素敵なヒーリング音叉というツールを利用して、精神世界の探求にご活用いただけたらと思います。
ぜひ、ご自身の取り組みたい目的の音叉を選び、その音にご自身の想いを乗せ、自分の心に、身体に、魂に感謝の気持ちと畏敬の念を込め、そして自分だけでなく、他人へ、地球へ、宇宙へ、あらゆる存在へ、愛と平和の心で触れることができるように、ヒーリング音叉をそのように使っていただけましたら、そして心の成長にお役立ていただけましたら、とても嬉しいです。
参考になりましたら幸いです。